2020年に買ってよかった電子機器ベスト5

はやくももう2021年3月ですが…いちおう去年を振り返り、買ってよかった電子機器ベスト5を記載しておきます。

第5位 Macbook Pro (M1 Apple)

これはたぶん第一位でもよかったのですが、あまりにも順当すぎるので最初にしました。この前に使っていたのが2016年版のMacbook Proだったのでとりあえず何を買っても速くなる背景はありました。しかしM1 apple siliconの速さはその予測すら超えた快感。久々にコンピュータが速くなるのを体感レベルで感じることができました。また、ファンがほとんど動作しないで済んでいるのも素晴らしい。さらにすごいことにMacbook Airでも性能が同じ説がありますね(ということを知る前にproを注文していた)。
メーカーサイト

第4位 AfterShokz OpenComm 骨伝導ワイヤレスヘッドセット

4位はこの骨伝導ヘッドセット。2020年は新型コロナウイルスのため遠隔会議が激増した一年でした。朝から夜まで連続zoomの日も多く、イヤフォン、ヘッドセットなど様々ためしても耳の疲労が耐えられなくなっていました。AfterShokzは骨伝導ヘッドセットで、耳介にも耳の穴にも負担がありません。ワイヤレスなので会議中に一瞬席をはなれてお茶を淹れたり、みたいなこともでき手放せないデバイスとなりました。
amazon

第3位 [山善] 電気ケトル 電気ポット 0.8L(温度設定機能つきケトル)

コロナの影響で自宅で過ごす時間が増え、それにともないコーヒーやお茶を淹れる回数が増えました。それぞれに対して最適な温度をキープしてくれるポットが便利です。コーヒーは90℃、お茶(煎茶)は80℃、ほうじ茶なら100℃と設定して使っています。ちなみにお茶は柳桜園茶舗さん、コーヒー豆は葦島珈琲さんの豆を愛用しております。
amazon

第2位 TESCOM低温コンベクションオーブン TSF601

これは家庭用低温調理機器としては革命ですね。これまではANOVAのように湯煎の温度を調整する低温調理機器が主流でしたが、お湯につけなければならないので肉などの食材を真空パックする必要があり、湯煎できるだけの大きめの鍋や容器が必要でした。このコンベクションオーブンでは低温調理に必要な50℃〜の温度設定ができるので、たとえばローストビーフなら単に肉をアルミ箔で包んで入れておくだけ、と調理の手間が劇的に簡略化しました。従来の低温コンベクションオーブンは業務用で非常に高価でしたが、これは1万円代と、昨今の高機能(かつ高価格)調理家電と比較しても低価格なのが魅力です。欲を言えば電子レンジ機能も包含してもらえれば家庭内のレンジとしてこれ一択で済むかもしれません。
メーカーサイト

第1位 TRIODE Ruby (真空管アンプ)

そして第1位は、役に立つとは別の軸で真空管アンプ。

今までアンプはデジタルアンプ派だったので、こんなのとかこんなのを使っていました。それぞれ小型&安価で音も満足できる。もう従来型の大型アンプを使うことはないだろうな(オーディオで投資するならスピーカーだけだな)と思っていました。が、とあるカフェで割とミニマルな真空管アンプを置いてあるのを目にして惹かれるものがあり、クリスマスシーズンでもあって電飾的なものも欲しくなり、ということで真空管アンプとしてはもっとも小型なものを買いました。

実は、音にはそれほど期待してはおらず見かけがよければいいやぐらいに思っていたのですが、デジタルアンプからの結構な変化が聞き取れてよい意味で驚いています。純A級だからなのか..出力は3W しかないのですが、爆音で聞こうとしないかぎり普通に充分です。真空管が光っているのもよい感じでぼーっとして音楽を聞いているときに和みます(ただ、この製品は若干あざとくて、真空管ソケットにLED照明が組み込まれているので、光っているのは真空管本来の明かりだけではないのですが)。どうしようこの後に待っているのは管球アンプ沼の世界なのでしょうか。
メーカーサイト

--

--

Jun Rekimoto : 暦本純一
Jun Rekimoto : 暦本純一

Written by Jun Rekimoto : 暦本純一

人間とテクノロジーの未来を探求しています。Human Augmentation, Human-AI Integration, Prof.@ University of Tokyo, Sony CSL Fellow & SoyCSLKyoto Director, Ph.D. http://t.co/ZG8wEKTvkK

No responses yet